今が旬のカリフラワーはなんとレモンの1.5倍ものビタミンCが含まれていてとっても栄養価が高い野菜です。
ですが、カリフラワーのレシピといったらシチューかピクルスか温野菜ぐらいであまり思い浮かびませんよね。
火を通すメニューが多いので生でパパッと食べられたら楽なのになんて思う方も多いのではないでしょうか?。
ここからはカリフラワーは生で食べられるのか?についてご紹介します。
目次
カリフラワーは生でも食べれるの?
生で食べられるか気になるカリフラワーですが、結論から言うと生で食べる事ができます!
意外にも海外ではカリフラワーを生で食べる方がメジャーなんですって。
カリフラワーを生で食べるとコリコリとした食感が楽しめるので、是非試してみて下さい。
房ごと食べると硬いのでスライスして食べるのがおすすめ。
また、コリコリ食感を楽しめるほかにも、生でカリフラワーを食べるとたくさんのビタミンCを摂取することができるというメリットも。
生で食べることでビタミンCも壊れずに多くの栄養を摂取する事ができるんですね。
ちなみに似た野菜にブロッコリーがありますが、茹でたブロッコリーと生のカリフラワーを比べるとカリフラワーの方がビタミンCが多いんです。
美肌や風邪予防に最適な栄養素なので、火を加えず簡単にビタミンCを摂取できるのは嬉しいですよね。

旬の時期を外してたり選び方によっては、カリフラワーに苦みを感じることあるんです。
カリフラワーが苦い...その理由や選び方についても参考にして下さい。
カリフラワーの洗い方
カリフラワーが生で食べれることはわかりましたが、心配なのが虫や汚れですよね。
カリフラワーはギュッと詰まっているので余計にちゃんと洗えているか心配になります。
これから生でカリフラワーを食べてみようという方のために、改めて正しい洗い方をお伝えします。
カリフラワーの洗い方は、
- 丸ごと洗う
- 房ごとに切り分けて洗う
この2つです。
丸ごと洗う場合も切り分けて洗う場合も洗い方は同じなので、まとめてご紹介しますね。
用意するものは
- ボウル
- 水
- お酢
の3つです。
洗い方はとっても簡単!
カリフラワーの花蕾が浸かる程度の水をボウルにはって、そこに大さじ1杯程度のお酢を入れます。
丸ごと洗う場合はお酢の入った水に花蕾の部分が下になるように、房ごとに洗う場合は切り分けて入れて20分ほどつけます。
20分後カリフラワーをボウルの中で揺すって汚れを落とした後に流水で水洗いして完了です。

丸ごと洗うときは特に水の中でしっかりと蕾の部分をふって水の中でジャバジャバさせると虫などの汚れが落ちやすくなるので意識して洗いましょう。
洗い方は2通りありますが、それぞれの洗い方にメリット・デメリットがあります。
- 丸ごと洗い:栄養素が水に流れにくいが、洗いにくく保存には不向き
- 房に切り分けて洗う:食べる分だけ切り分け洗いやすいが、栄養が流れやすい
ビタミンCは水溶性なので、切り口から流れちゃいますもんね。
でも一気に全部食べないのに水に浸けると傷みやすくなるので、これまた考えもんです。
一気に食べるのか、少しづつ食べるのか、によって洗い方を変えてみてくださいね。
3.カリフラワーを生で食べる簡単レシピ!
カリフラワーが生で食べられるのはわかったけど、どんなレシピがあるの?
という方のためにここではカリフラワーを生で食べるレシピ5選を紹介します。
カリフラワーの浅漬け
とっても簡単なカリフラワーの生食レシピです!
材料を保存容器に入れて冷蔵庫で漬け込むだけなので手間いらずですよ。
材料
- カリフラワー 100g
- 酢 小さじ1
- みりん 小さじ1
- 塩昆布 適量
作り方
材料を全て保存容器に入れて半日から1日冷蔵庫で付けるだけ!
ときどき混ぜてあげると味がむらなくつきます。

カリフラワーのシンプルサラダ
シンプルに生のカリフラワーを楽しみたい時に、調味料3つだけで味付けするサラダです。
カリフラワーの歯ごたえも存在感もバッチリの一品ですよ。
材料
- カリフラワー 適量
- 塩 適量
- ブラックペッパー 適量
- オリーブオイル 適量
作り方
- カリフラワーをスライスします。
- スライスしたカリフラワーに塩とブラックペッパー、オリーブオイルをかけて出来上がりです。
お好みにより塩やブラックペッパーの量を加減してくださいね。
シンプルなので調味料にこだわると一層楽しむことができます。
また、サラダにするときのポイントはスライスです。
縦に薄く切ることでコリコリとした食感を楽しむことができますよ。
やみつきカリフラワー
ごま油の風味が効いた食べだしたらやみつきになるカリフラワーレシピです。
材料
- カリフラワー 100g
- ごま油 大さじ1
- 鶏がらスープの素 小さじ1/2
作り方
- カリフラワーをスライスします。
- スライスしたカリフラワーをボールに入れ、ごま油・鶏がらスープの素とあえれば出来上がりです。
少し物足りない場合は少し塩を足してください。
まるで数の子!?カリフラワーのいくら和え
カリフラワーといくらを合わせるとなんと数の子のような味になるんです!
これはTV番組で紹介されたレシピで、コリコリ食感も加わってまるで本物と話題になりました。
材料
- カリフラワー 50g
- いくら 小さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- みりん 大さじ1
作り方
- カリフラワーはよく洗い、上の花蕾の部分を手でポロポロと取ります。
- そぼろ状になったカリフラワーのつぼみ部分に潰したいくらとしょうゆ、みりんを加えて混ぜます。
- 5分程漬け込むと完成です!
茹でるとこの食べ方で楽しめる数の子のようなコリコリ食感は出せないので、カリフラワーを生で食べないと味わえない美味しさです。
カリフラワーのカレーピクルス
子どもも美味しく食べられるカレー風味のレシピです。
材料
- カリフラワー 1株
- 酢 大さじ2
- カレー粉 小さじ1/2
- 塩 少々
- しょうゆ 小さじ1
- さとう 大さじ1/2
作り方
- カリフラワーを食べやすい大きさに切ります。
- 切ったカリフラワーを保存容器に入れ、ほかの調味料も全て入れていきます。
- 冷蔵庫で半日置いたら出来上がりです。
しょうゆが入っているのでご飯が進みます。
さとうをお好みではちみつに変えてもいいですよ!
まとめ
カリフラワーは生でも食べれることがわかりました。
カリフラワーは生で食べた方がビタミンCなどの栄養素が加熱するよりも多く取れるますし、なんといってもコリコリの食感が楽しめる!
また、洗う時も切った断面から栄養素が流れ出てしまうので、一気に食べる時は丸ごと洗うのがおすすめです。
カリフラワーが旬である冬は是非、生食にチャレンジしてみてくださいね。