大人でもついつい食べる手が止まらなくなる甘栗ですが、最近では無添加のものなども発売されていて子どものおやつとしても注目されています。
栄養価も高いし食べさせてみたいけれど甘栗って何歳からあげていいの?と迷っている方も多いのではないでしょうか。
というわけで、今回は甘栗を何歳から食べてもいいのか、目安の量やアレルギーについて紹介していきます。
目次
甘栗は何歳から食べても大丈夫?
栗自体は生後5ヶ月〜6ヶ月頃から食べても大丈夫とされています。
ですが甘栗は硬さもあるので飲み込んだり消化吸収をする機能の発達が整うとされている1歳頃ぐらいからがいいですよ。
最初は丸ごとあげずに、小さくカットしてあげると喉に詰まらせる危険がグッと低くなります!
また、一気に口に入れると喉に詰まる危険があるので少量ずつ食べさせてあげてください。
添加物が入っていないものを選ぶと安心
初めて甘栗を食べさせるなら、原材料にも気を付けたいところですよね。
甘栗にも無添加や有機栽培と表示されているものがありますので、そのような甘栗を選ぶとより安心です。
赤ちゃんの口に入るものなので添加物は気をつけたいところですよね。
ですので、買う時には添加物が含まれていない無添加や有機栽培の甘栗があればそちらの購入をおすすめします。
ペースト状にすれば離乳食にも!
実は甘栗をペースト状にして、離乳食として利用しているお母さんも多いんです♪
30分ほど煮てミルクで伸ばせば出来上がりなので簡単ですよ。
栗の主な栄養価としては糖質やアミノ酸の代謝をサポートしてくれるビタミンB1が含まれています
ご飯などの糖質を燃やしてエネルギーに変えてくれるので嬉しい栄養素ですね。
また、レモンなどのイメージがあるビタミンCも実は栗には多く含まれています。
5粒食べるだけで1日に必要なビタミンCの約3分の1が取れますよ!
余計な塩分や老廃物を排出してくれるカリウムなども含まれています。
このように甘栗は大変栄養価が高い食材なので積極的に食べさせたいですね。
ただ、栄養価が高い分摂りすぎには注意してください。
甘栗を食べさせる量の目安は?
甘栗を子どもに食べさせる量の目安は、だいたい1日4粒〜5粒程度です。
1袋食べると多いので注意しましょう。
その大きな理由は、甘栗は食物繊維が多い食品と言うところです。
大人には問題はないのですが、1袋食べると子どもには取りすぎになってしまいます。
また、栗に含まれる食物繊維はお腹の中で溶けにくい不溶性の食物繊維なので腸の働きを良くし過ぎてしまいます。
そのせいで腹痛を起こしやすくなってしまうんです。
食物繊維が多いと言うと良いイメージを持つ方も多いと思いますが、種類や量によっては体調に影響してしまうんですね。
カロリーの高い食材でもあるのでそのあたりも気をつけたい食品です。
甘栗によるアレルギー発症はあるの?
どんな食材にもアレルギーはありますので、栗にもアレルギーはあります。
2種類あるので一つずつ紹介していきますね。
ナッツアレルギーに注意
栗はナッツ類に分類されます。
木の実ですので言われれば確かに...と思いますがあまりそのイメージはないですよね。
一般的にナッツアレルギーは重篤な症状が出ることも多いといわれていますので、初めて食べさせる際には注意が必要な食材です。
どんな症状?
- 口や顔などのかゆみ
- 皮膚の赤み
- 全身の蕁麻疹
などとなっています。
ラテックスアレルギーに注意
もう1つはラテックスアレルギーです。
あまり馴染みがないアレルギーですが、他にキウイなどでもみられるものなので注意が必要です。
これはラテックスという天然ゴムに含まれるタンパク質が原因となって引き起こすアレルギーです。
口の中に症状が出るのが特徴となります。
触れただけでも水ぶくれができるので、はじめて食べた後は口の中も確かめるのをおすすめします。
先程もお伝えしましたが初めて甘栗を食べさせる時は、念のため何かあった時に病院が空いてる平日昼にしましょう。
そして食べた後は数時間様子を見るようにしたほうがいいですね。
まとめ
今回は甘栗を何歳から食べてもいいのかや目安の量、最後にアレルギーについてご紹介しました。
最初はどんな食べ物も色々と注意が必要なので悩むことも多いですよね。
だだ、最初さえ気をつければ甘栗は栄養価も高いので手軽なおやつとして重宝する食品です。
ぜひ親子で甘栗を楽しんでくださいね♪