潮干狩りに最適な時期は4月~5月だと言われています。
たくさん採れると嬉しいですよね。
しかしこの時期、気温が高くなる日もありますので、持ち帰るときには注意が必要です。
持ち帰る時間が長時間になる場合は、特に持ち帰り方に悩みますよね。
ジップロックに入れるという持ち帰り方も便利ですが、本当にジップロックで大丈夫?
帰って見たら、貝が死んでた…とかショックですよねぇ。
そこで今回は、
- 潮干狩りの持ち帰り方はジップロックでOK?
- 長時間でも大丈夫?
について、お伝えしていきます。
目次
潮干狩り持ち帰り方はジップロックでも大丈夫?
潮干狩りで採った貝をジップロックやタッパーに入れて持ち帰る方も多いのでは?!
確かにジップロックやタッパーは、密封できて水漏れの心配が少ないので便利ですよね。
しかし…
密閉できて水漏れしにくいので便利なジップロックやタッパーですが、逆に密封することで貝が呼吸できなくなってしまいます。
持ち帰ったときには死んでいた…なんてことにもなりかねません。
持ち帰るときは、貝が呼吸できる状態で持ち帰る必要があります。
では、貝が呼吸できる状態で持ち帰る方法とはどんな方法なのでしょうか?
次にお伝えしますね。
たくさん貝を持ち帰りたいあなたへ、少しでも潮干狩りで楽に採る方法はこちら!
潮干狩り長時間の持ち帰り方
近くに潮干狩り場があればいいのですが、
- 帰りが長時間になってしまう。
- 一泊してから帰る。
なんてときには、どうしたらいいのか?迷いますよね。
それぞれの持ち帰り方をお伝えしていきます。
車で2~3時間程度の帰宅時間の場合
車で長時間かからない場合は、海水に浸けて持ち帰るとその間に塩抜きができて帰宅してからの手間が省けます。
しかし、貝が振動や揺れによって弱ってしまう可能性が高いので、ガタガタ道やグネグネ道を通る場合はおすすめできません。
海水に浸けて持ち帰る場合に必要なもの
- バケツ、クーラーボックス、発砲スチロール箱(蓋つき)
- ザル
- 海水
- 保冷剤、氷
- クーラーボックスなどにザルに入れた貝を入れる。(ザルに入れないと、貝がはいた砂をまた吸い込んでしまいます)
- 貝がかぶるくらいの海水を入れる。
- 氷はビニール袋に入れ、氷や保冷剤が直接貝に当たらないように入れる。
電車での帰宅・車で長時間の帰宅の場合
電車での帰宅・車でも帰宅まで長時間かかる場合は、海水を入れない持ち帰り方をおすすめします。
電車の中で海水がこぼれる危険もありますし、濡らした新聞紙に包むことで鮮度を保つことができます。
海水に浸けずに持ち帰る場合に必要なもの
- クーラーボックス、ビニール袋、バケツ、発砲スチロール
- 新聞紙(1日分くらいで大丈夫です)
- 保冷剤、氷
- 新聞紙を海水で濡らして、貝を新聞紙で包む。
- 保冷剤・ビニール袋に入れた氷を容器に入れ、その上に新聞紙で包んだ貝を入れる。
海水を入れて持ち帰る場合も入れない場合も、貝は20度を超えると弱ってしまいますが、水温0度を下回っても弱ってしまいます。
氷や保冷剤が直接貝に当たらないように注意しましょう。
IKEAのレンサレ、名品だから、リサイズしてもうワンサイズ出して欲しい。高さそのままで横幅があれば、濡れたものも靴も入れやすいのよ。
と、プールの用意をする度に思う。横幅があればバスタオルも入るのになぁ。潮干狩りのアサリの持ち帰りにも超便利。 pic.twitter.com/3Hzwr1mKHT
— Maiko (@okiaMMaiko_note) February 25, 2023
▲電車で移動する場合クーラーボックスは場所もとるし、こんな袋のほうが便利!
防水で価格が税込499円と値段もお手頃ですよ。
でも電車で持ち帰る場合、ペットボトルに入れた海水も荷物になりますよね…
そんなときは、自宅で1000ccの水に大さじ2の塩を入れれば海水と同じくらいの濃度の塩水を作ることができます。
一泊する場合
潮干狩りをして、一泊して帰宅。
そんな場合もありますよね。
この場合、
- 車中に一晩おいておく。
- 部屋に持ち込む。
という方法がありますが、どちらにしてもペットボトルなどに海水を入れて持ち帰りましょう。
宿泊先に着いたら、貝がかぶるくらいの海水を入れて保冷剤や袋に入った氷を入れて置きます。(直接、貝に当たらないように注意)
潮干狩り場から海水に浸してきた場合、一度交換してください。
駐車場に置く場合、夜は気温が上がりにくいとはいえ心配ですので保冷性の高いクーラーボックスや発泡スチロールがおすすめです。
一晩置く場合は、海水の温度が20度を超えないように、0度を下回らないように時々チェックをしてくださいね。
参考
貝を持ち帰るときに、潮干狩り場でひと手間かけてから持ち帰ると帰ってから楽ですよ。
潮干狩り場でしたほうがいい事
- 貝が割れていたり、半開きのまま動かない貝(死んでる)を省く。
- 真水で貝をこすり合わせるようにして洗う。(真水につけたままだと死んでしまうので、洗ったらしっかり水を切る)
採ってきたあさりのボンゴレ。 潮干狩りでギリ持ち帰りOKのサイズの子達。(3センチ以下はリリース。来年お迎えに行きますw)ボンゴレってあさりの出汁をしっかり取れば簡単ですね!#あさり#男飯#料理好きと繋がりたい pic.twitter.com/9wFA76xfsa
— タケコプター (@takeaback02) March 7, 2021
潮干狩りの天然アサリと一尾だけ持ち帰りしたメゴチ刺身と砂浜で摘んだ野草「ツルナ?のおひたし🍶 pic.twitter.com/2K5GVJRTG6
— Kai🇺🇦湘南デコッた〜ズ! RUN👟&投🌊 懸垂♡ (@kaikai1600) May 2, 2022
ボンゴレや酒蒸し、どれも美味しそうですね!
潮干狩りの持ち帰りに便利なグッズ!
潮干狩りで採った貝を新鮮な状態で持ち帰るために、便利なグッズがあればいいですよね。
ここでは、そんな便利グッズを紹介していきます。
クーラーボックスキャスター付き
やはりクーラーボックスが一番保冷力を保つのにいいでしょう。
キャスターが付いていると、さらに持ち運びに便利です。
蓋にドリンクホルダーもついているので、飲み物を置いておくのにも便利ですね。
ダイワ Daiwa クーラーボックス ソフトクールEX
電車移動の場合は、少しでも荷物を減らしたいですよね。
そんなときはやわらかい素材で軽量なソフトクーラーボックスがおすすめです。
折りたたみ可能なのも嬉しいですよね。
また防水性の高いインナーがついていますので、保冷剤や氷をそのまま入れて貝を保冷できます。
このインナーは取り外して丸洗いもできるのも便利です。
ソフトバケツ8L フタ付き
こちらも折りたためるタイプのバケツです。
貝を持ち帰る場合、蓋がついていないと海水がこぼれたりしますし、貝は暗いほうが落ち着きますので蓋付きを選びましょう。
このソフトバケツは2,000円前後で購入できますし、お手頃価格なのもおすすめポイントです。
まとめ
今回は、
- 潮干狩りの持ち帰り方はジップロックでOK?
- 長時間でも大丈夫?
について、お伝えしてきました。
潮干狩りで持ち帰り方として、ジップロックでは貝が呼吸できずに死んでしまう可能性があります。
帰宅に長時間かかる場合は、クーラーボックスや発泡スチロール・バケツなど空気が入る容器で持ち帰りましょう。
貝は、20度以上または0度以下になると弱ってしまいます。
貝に直接当たらないように、氷や保冷剤を入れて持ち帰りましょう。
大人も子どもも楽しめる潮干狩り!
潮干狩り場まで遠くても、正しい方法で貝を持ち帰れば大丈夫です。
一泊旅行でもOKですよ。
そのさいは、温度管理に気をつけてくださいね。