きのこはヘルシーだし、いろいろな料理に使えて便利ですよね。
でも、きのこの賞味期限ってわかりにくいと思いませんか?
そんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
きのこが腐るときの見分け方はコレ!しめじで食中毒になるって本当?
についてお伝えしていきます。
目次
きのこが腐るときの見分け方!
きのこは水分が多いので、傷みやすい食材でもあります。
そこで、腐るときの見分け方を紹介していきますね。
変色
きのこの色が茶色から黒くなっていたら注意!
しいたけの傘の裏側が茶色に変色していることってありますよね。
そんなときは十分注意が必要です。
多分シロハツモドキ(左)とクロハツ(右)
クロハツは切ったら断面が赤く変色した後黒くなった
シロハツモドキは匂いはきのこっぽい良い匂い pic.twitter.com/4S4HIVkCxT— 悠希 (@yuuki_yd) October 3, 2020
カビ
きのこに緑色や黒色の斑点、白い泡状のものなどが付着しているときはカビかもしれませんので注意してください。
昨日マックスバリュで買ったしめじ、いくらきのこといえカビ生えすぎだろ… pic.twitter.com/BtjmJaz3vL
— ゆたぽん (@pomhyara) January 5, 2024
きのこがカビてる?納豆が腐るくらい納得いかん。 pic.twitter.com/ig0ZLvzmjs
— 山谷良登 (@yamadani) March 15, 2014
ぬめり
表面や内側にぬめりがある場合、腐るときの兆候と言えます。
なめこなどは新しくてもぬめりがありますが、本来ぬめりのないきのこにぬめりが見られたら、注意しましょう。
異臭
- 酸っぱい臭い
- 腐敗臭
このような場合、腐っている可能性が高いです。
本来きのこが持つ臭いとは違うなと思ったら、注意してください。
形状
きのこの形が崩れていたり、ドロっとしている場合も腐るときの兆候です。
しいたけやマイタケなど、水っぽくなっている場合は腐る1歩手前だといえるので、注意してくださいね。
しめじで食中毒になる?
しめじで食中毒になることってあるのでしょうか?
しめじを生で食べた場合、食中毒になる可能性があります。
しめじなどのきのこ類には「シアン化合物」が含まれています。
「シアン化合物」は加熱することで消滅しますが、生焼けの場合残ってしまう可能性があるからです。
生のしめじを食べて食中毒になった場合、1~4時間後に嘔吐や下痢、発熱が見られます。
と言っても、火を通し過ぎてフニャフニャな状態もおいしくないですよね。
加熱時間の目安として、
- しめじなど大きくないきのこは2分程度
- エリンギのように太くて大きいきのこは3分ほど
参考にしてみてください。
また、しめじの仲間には毒きのこがあります。
それが、「カキシメジ」⇩
カキシメジだ・・・ pic.twitter.com/cmlJEv9Avr
— 果帆🏹🏹🎾 (@tHonoka149) January 20, 2024
おいしそうに見えますが、毒きのこです。
症状は、食後30~3時間後に現れ、頭痛を伴う嘔吐や下痢、腹痛などの症状が見られます。
カキシメジは、
- 傘が褐色で湿っている
- 粘性がある
- 白色のヒダに褐色のシミができる
という特徴があります。
十分注意してくださいね。
きのこの賞味期限は?
きのこの賞味期限は、約1週間だと言われています。
ただし、冷蔵庫の温度や保存方法によって変わってきますので注意してくださいね。
また、きのこの種類によって、多少異なります。
以下、種類ごとに賞味期限を記載(冷蔵保存した場合)しておくので、参考にしてください。
- マッシュルーム 約5日
- まいたけ 3~5日
- エリンギ 約1週間
- しいたけ 約1週間
- えのきだけ 約1週間
- ぶなしめじ 5~7日
- ひらたけ 2~3日
- 真空パックのなめこ 約1週間
きのこの正しい保存方法は?
きのこは水気に弱いため、洗わずに保存しましょう。
汚れが気になる場合は、キッチンペーパを湿らせて拭き取ります。
風味を長持ちさせるために湿気を遠ざけることがポイントになりますよ。
保存方法とししては、冷蔵と冷凍がありますので、それぞれの方法について、お伝えしていきますね。
冷蔵
買ってきたパックのまま冷蔵庫へ…
やりがちですが、これはおすすめしません。
買ってきたきのこはパックから出し、石づきのままキッチンペーパーで包みます。
これを保存袋に入れ、野菜室で保管してください。
真空パックに入っているなめこは、未開封であればそのままの状態でチルド室へ入れておけば約1週間持ちますが、開封して余った場合は茹でて冷水にさらします。
水気をしっかり切って、蓋つきの容器に入れてチルド室に入れておきましょう。
しかし、この方法でも3日~1週間以内には使い切るようにしてください。
そんなときは、やはり冷凍保存がおすすめ!
次に冷凍保存の方法を紹介しますね。
冷凍
きのこを冷凍保存するメリットは、賞味期限が長くなるだけでなく、うま味や香りがアップすると言われています。
これは、きのこを冷凍すると水分が膨張して細胞壁が壊れ、うま味成分が引き出されるからだそうですよ。
冷凍したきのこは、種類にもよりますが約1か月は保存可能です。
冷凍保存するときのポイントは、
- 水洗いはしない
- 生のまま冷凍する
- 食べやすい大きさにカットしてから冷凍する
- 短時間で冷凍する(急速冷凍機能があれば利用しましょう)
冷凍するときは、石づきを取り、食べやすい大きさに切ってから、きのこ同士が重ならないように保存袋に入れて冷凍しましょう。
それでも水分豊富なきのこです。
あまり長期間保存すると、水分が抜けたり冷凍焼けにより風味が落ちてしまいます。
なるべく早く消費しましょう。
まとめ
今回は、
きのこが腐るときの見分け方はコレ!しめじで食中毒になるって本当?
についてお伝えしてきました。
きのこが腐るときの見分け方としては、普段と違うな?感じたら食べないほうがいいですね。
見た目や臭いが大丈夫でも、しめじなどきのこ類は生で食べると食中毒を起こす可能性がありますから注意です。
保存は冷凍保存がおすすめですが、それでも早めに食べきることがおいしく食べるコツですよ!