イタリアン好きの人にとっては既にメジャーなアンチョビフィレですが、カタクチイワシの姿そのままのフィレ状で缶詰や瓶で売られている他、練ってペースト状にされた状態で販売されているものがあるんですよね。
では、アンチョビペーストとアンチョビフィレって何が違いがあるのでしょうか?
塩分濃度とか風味に違いがあるなら、料理によって使い分けた方がよさそうですよね!
今回はアンチョビペーストとアンチョビフィレの違いについて、と合わせてどちらがどんな料理に適しているのか、便利なのかについてもお伝えしていきたいと思います。
この記事を読んで少しでも皆さんのお料理のヒントになっていただければ幸いです!
アンチョビペーストとアンチョビフィレの違い
そもそも、アンチョビとはカタクチイワシの身を塩漬けにし発酵し、オリーブオイル等の油に漬けて保存食とした加工食品なんです。
そのままの状態をアンチョビフィレといったりもします。
それをペースト状にしたものがアンチョビペーストなので、味や風味は同じだと思っていますが実際のところ違いがあるのでしょうか?
それぞれについて詳しく見ていきましょう!
アンチョビペーストって?
フィレ状のアンチョビフィレをペースト状にしたものなので基本的には缶や瓶詰めと変わりませんが、やはり風味はフィレ状のアンチョビより劣るかな...という印象。
ですが日頃の家庭料理の中で、ちょっとした隠し味を加えたい時に調味料として使う分にはわざわざアンチョビフィレをすり潰したり刻んだりする必要がないので、気軽に料理に取り入れられます。
既にペースト状になっているので食材に絡みやすいのでアンチョビの味がまんべんなく広がります。
また逆にペースト状なので、空気に触れる面積が多く、酸化しやすいです。
そのため開封後は缶・瓶詰めよりも傷みやすいため早めに使用する必要があります。
メリット |
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デメリット |
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アンチョビフィレって?
アンチョビはカタクチイワシを加工した時の形(フィレ状)のままの缶や瓶詰めされたもの。
料理で使用するときは、すり潰したり刻んだりする手間があります。
また、油に漬けてあるのでまな板が油でベタベタになり、魚臭さがうつるのがちょっとデメリットかもしれません。
しかし、よりアンチョビの風味や塩味を楽しみたい、たくさん食べたい、という方は缶詰タイプや瓶タイプのアンチョビフィレの方が好ましいですね。
また賞味期限は未開封で一般的にアンチョビペーストよりも長く、メーカーにも寄りますが長くて約2年ほどとなります。
やはりアンチョビペーストのようにさらに加工されたものの方が賞味期限は短いということですね。
そんなアンチョビペーストとアンチョビフィレですが、一体どちらの方が便利なんでしょうか?!
料理によって使い分けると良さそうです。
アンチョビペーストとアンチョビフィレどっちが便利?
実際にアンチョビペースト、アンチョビフィレを使用し美味しく工夫された料理をあげていきます
アンチョビペースト
なんといっても簡単便利!
すでにすり潰された状態なので、手もまな板も汚れないので気軽に使えます。
お手伝いしてくれるお子さんでも簡単に扱うことができちゃいますよね!
アンチョビペーストは使い勝手がよいので
- ピザ
- ポテト
- パスタ
- サラダ
- クラッカー
- パン
などなど、ちょっとしたものに使いたいときに便利です。
例えば、朝食のパンに塗ってトースターで焼いたり、クラッカーに載せてワインなどお酒のおつまみにしたり、気軽にアンチョビの塩味と風味を味わいたいときにペースト状は便利です。
アンチョビ
では、フィレ状のアンチョビを使った方が良い場合ってどんな料理なのでしょうか。
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まとめ
アンチョビペーストとフィレ状のアンチョビの違いについてお伝えしてしてきました。
同じようでやはり風味や日持ちが異なるので使い勝手や、気合を入れて料理に使いたいときなど用途に合わせて使い分けると良いですね。
アンチョビペーストは、
- 誰でも簡単に使用できる
- 置き場所をとらない
- 短時間で使えながら香りを楽しめる
手軽さを重視させてる人向け。
フィレ状のアンチョビは、
- 圧倒的に日持ちが良い
- 香りが強い
- 本格的なイタリアンを作りたい
アンチョビそのものの味を楽しみたい人向けですね。
この記事を参考に、様々なアンチョビレシピにチャレンジしてみて下さいね♪