お役立ち

門松は関東と関西で違いはある?いつからいつまででどこに飾るといい?

門松は関東と関西で違いはある?

 

クリスマスを過ぎたころになると、街のあちこちに飾られる「門松」。

  • 門松って関東、関西で違いがあるの?
  • 飾る期間とか場所って決まってる?
  • 捨て方が分からない…

 

お正月が近づいてきたからなんとなく飾っているけど、正直ルールとかはよく分からない…という人も多いと思います。

この記事では、門松の関東、関西の違いや門松を飾る期間、場所、捨て方をご紹介します!

「来年のお正月は門松を飾ろう!」と考えている方はぜひ最後までご覧くださいね!

 

 

門松は関東と関西で違いはある?

地域や家庭によっても違いますが、実は関東と関西の門松には違いがあります!

関東から関西に引っ越しをした人が門松の違いに驚くこともあるとか…

同じ日本なのに違いがあるなんて面白いですよね!

では、実際の違いを見ていきましょう!

関東

  • 真ん中:3本の松を配置
  • 周り :若松で囲う
  • 下部 :藁で巻く
  • 竹  :真横に切る「寸胴」

関西

  • 真ん中:3本の松を配置
  • 前面 :紅白の葉牡丹
  • 後方 :長めの若松を飾る
  • 竹  :節のところで切る「そぎ切り」
  • 豪華なものだと、南天や熊笹を飾る
関東よりも関西の方がカラフルでゴージャスな印象♪

 

門松はいつからいつまで飾っていい?

門松はいつからいつまで飾っていい?

 

突然ですが「松の内」という言葉を聞いたことはありますか?

松の内とは、門松や正月飾りを飾っておく間のことを言います。

この松の内も関東と関西で少し違いがあるのです!

そこを詳しく見ていきましょう!

関東 関西
飾り始める日 12月13日 12月13日
片付ける日 1月7日 1月15日
関西は関東より1週間以上も片付ける日が遅いのです!

松の内でも、29日は「二重苦」といって飾り付ける日としては縁起が良くありません。また31日は「一夜限り」といって、神様を粗末にしていることになります。

12月13日以降の29日、31日を除く日に飾り付けを始めましょう。

最近ではクリスマスを避けて飾られる傾向もあるそうです。

「飾り付けを忘れていた~!」なんてことのないように、早めに準備することをおすすめします!

 

 

門松はどこに飾るのがいい?

 

門松を飾る期間は分かりましたが、飾る場所に決まりはあるのでしょうか?

一般的に門松は玄関や門の前に飾ることが多いですよね。

 

日本では古くから、樹木には神様が宿っていると考えられています。玄関に門松を置くことで、「神様が訪問するときの目印に」という意味が込められています。

 

では、実際の門松の飾り方を見ていきましょう。

門松の飾り方

  1. 玄関を正面に見る
  2. 左側:葉が硬く長いクロマツの『雄松(おまつ)』を置く
  3. 右側:葉がやわらかく短いアカマツの『雌松(めまつ)』を置く

左右を間違えなければ、あとは簡単ですね♪

 

門松の捨て方は?

門松の捨て方は?

 

お正月が過ぎ、片付けた門松はどのように処分すればいいのでしょうか?

一般的には神社での「どんど焼き」で焼いてもらう方法がよいとされています。

どんど焼きとは?

りをまと

門松を飾ろうと考えている場合は、事前に近所の神社のどんど焼きの日程を調べておきましょう。

大きな炎で一気に焼く為、金属やプラスチックなど燃やせない部分は事前に外しておくとスムーズです。

どうしてもどんど焼きに行けない場合はどうすればいい?

行事が終わった後でも、ほとんどの神社では古くなったお守りやお札などを神様に返す「お焚き上げ」を実施しています。

近所の神社へ電話で問い合わせをしてみましょう。

 

また、家庭で処分する場合は塩で清めて小さく切ったりして、新聞紙に包んで処分するようにしましょう!

 

まとめ

日本の古くからの伝統である門松。

そんな門松の関東、関西の違い、飾る期間、方法、処分方法についてご紹介しました。

お正月はまだまだ…と思っているとあっという間に来てしまいます!

12月13日以降の29日、31日を除く日に飾り付けをするので、この記事を読んでくださった方は、ぜひ早めに準備をしてみてくださいね♪

 

\年賀状の準備OK?/

シャシンヤドットコムにまずはお問合せ

【シャシンヤドットコム】ネットでラクラク写真プリント♪ >>

 

-お役立ち