定食やお弁当、晩ごはんでも大人気の唐揚げ。
サクっとカラッと揚がった唐揚げはみんな大好きですよね♪
な・の・に・自宅で唐揚げ作ってみたら、カラッとしないしべちゃべちゃに...
そもそも唐揚げがべちゃべちゃになる原因ってなんなのでしょうか?そして、せっかく作ったから復活法も知りたい!
そこで今回は唐揚げがべちゃべちゃになった時の復活法とカラッとしない失敗原因を解明して、サクっとカリッと揚げるコツをも合わせて紹介していきたいと思います。
目次
唐揚げべちゃべちゃ復活法3選!
せっかく作った唐揚げなのにべちゃべちゃ...
少しでもおいしく食べたいから、どうにかして今よりカラッと復活できないものかと思いますよね。
そんなときのために、べちゃべちゃになった唐揚げがカラッとなる復活法をお伝えしたいと思います。
フライパンで復活
フライパンなら、きっとどのご家庭にもありますよね!
もしかしたら、唐揚げもフライパンに浅く油を注いで揚げていて、べちゃべちゃになってしまってたとか。
ちなみにフライパンで揚げ物は油の量が少ないので温度も一定にならず調整が難しいですし、そもそもフライパンはなべ底が浅いので、引火の可能性もあり危険なため揚げ物には不適切です。
フライパンで揚げ物するときは深型でメーカーが”揚げ物OK”としているモノを使いましょう♪
\揚げ物もOK!超便利♪/
ではフライパンで復活させる方法ですが、とっても簡単です!
油を引かない状態でべちゃべちゃになった唐揚げを置いて過熱します。
衣に余分な油があるので、その油でカリッと揚がるというイメージです。
焦がさないように、唐揚げをかえしながらまんべんなく過熱しましょう。
このときフライパンに染み出てきた余分な油や水分はキッチンペーパーでふき取って下さい。
オーブントースターで復活
べちゃべちゃになった唐揚げを復活させる方法2つ目は、オーブントースター!
このオーブントースターって揚げ物全般カリッとさせるのに便利です。
復活方法としてはアルミホイルを使います。
アルミホイルを軽く丸めてシワをわざと作ります。(シワの間に余分な油を落とすためです。)
破れないようにアルミホイルを広げて、その上に唐揚げをのせます。
5分ほど様子をみてカリッとしてきたら、唐揚げをかえしてもう一方の面も焼きます。
揚げたてのカリカリ感と同じようにはいきませんが、べちゃべちゃ感はなくなりますよ。
魚焼きグリルで復活
べちゃべちゃになった唐揚げを復活させる方法3つ目は、魚焼きグリル!
魚焼きグリルには網があるので、唐揚げを網にのせるだけ。
余分な油は網の下にあるトレーに落ちるので、更にヘルシー。
火加減が難しいので、唐揚げが焦げないように見ながら調整して下さい。
唐揚げがカラッとしないでべちゃべちゃに!原因はそもそも何?
唐揚げがカラッとしないでべちゃべちゃになる失敗原因は以下の通りです。
当てはまることありますか?
- 揚げ油の温度が低すぎる
- いっぺんに揚げたくて何個も入れて揚げている
- 揚げ油が古い
- 衣を付けすぎ
- 衣を付ける前の鶏肉に肉から出る水分とタレがべっとり
よくやってしまうのが「低温で揚げている」「いっぺんに揚げようとしてしまう」ではないでしょうか。
唐揚げを揚げる温度って重要で低温で揚げると衣の部分が肉汁か油を吸ってべちゃっとなってしまうのです。
揚げ物って温度管理が難しいし、どのくらいの温度で揚げればいいかもイマイチわからず適当になりがちですよね。
唐揚げがべちゃべちゃになる原因は沢山ありますが、やはり一番重要なのは温度管理です。
次項では油の温度管理についてなどサクっとカリッと美味しい唐揚げを作れるコツをまとめています。
唐揚げをサクっとカリッと揚げるコツ!
唐揚げがべちゃべちゃになる原因がわかれば、その逆をやっていけばいいってことですね。
それでは、さっそく!唐揚げがサクっとカリッと揚げるコツを紹介していきます。
唐揚げの衣・付け方
わたしは唐揚げ作るとき鶏肉を前日にタレに漬け込んでいるのですが、その水分を切らずに小麦粉を付けていました...
そう!だからすでにべちゃべちゃな状態...
もちろん、サクっとカラッと揚がることはありませんでした。。。
なので多少めんどくさくても以下のように丁寧に衣を付けることを心掛けるようにしました。
衣付けの前に、鶏肉から出た余分な水分(漬け汁)ササっと切ります。
わざわざキッチンペーパーで水分をとる必要はなく、ザルに数分あげる程度でOKです。
その後、小麦粉を薄く付け余分な粉は軽くはたきます。
よりサクっとした唐揚げにした場合は、片栗粉をブレンドした衣にすると良いです。
ポイントまとめ
- 鶏肉の余分な水分を取る
- 余分な粉は軽くはたく
- サクッと感が欲しい時は片栗粉をブレンド
唐揚げを揚げる温度・個数・油
可能であれば新しい油で唐揚げを揚げましょう。
油の量は唐揚げがちょっと顔出す程度の量でもOKですが、可能であれば唐揚げが浮くくらいのたっぷりな量を使用してください。
そして重要なあげる温度ですが油の温度は170℃をキープできるよう、そしていっぺんに揚げないようにしてくださいね。
一度にたくさん入れると油の温度が下がってしまいます。
鶏肉の大きさにもよりますが、4~5分170℃をキープしたまま揚げます。
いったんバットに上げて5分ほど寝かせます。(→余分な水分を飛ばし、余熱で鶏肉を加熱)
その後、さらに180℃に上げた油で2度揚げ2~3分。
唐揚げは温度管理が成功のカギを握るので料理用の温度計を使うことをおすすめします。
料理用の温度計はあると、とっても便利です。
揚げ物の油温度管理はもちろん、鶏ハムなどの低温調理理やパンの発酵温度までいろいろと使えます。
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ポイントまとめ
- 最初の油の温度は170°キープ(4~5分揚げる)
- 一旦バットに取り出して5分放置(余熱)
- 2度揚げでは180°キープ(2~3分揚げる)
- 料理用温度計を使う
それでも唐揚げがサクっとカリッと揚がらない…
最終兵器は”唐揚げ粉”の力をかりる!
です...(笑)
サクっとカラッと揚がるように作られた魔法の粉ですので間違いありません。
時短で唐揚げ作りたいときにもとても便利です。
2度揚げするとサクっとカラッと美味しい唐揚げになることはわかったけど、そんなに時間かけられないときってありますもんね。
まとめ
今回は唐揚げがべちゃべちゃになったときの復活法やカラッとしない原因をまとめてみました。
意外とやっちゃいけないことやってしまってるんですよね...
面倒ではありますが、サクっとカリッとおいしい唐揚げを自宅で頂くために、ちょっと手間をかけてみてくださいね。
そして、もし失敗してまたになってしまったら、復活方法を参考にしてみてください。
手間をかけずに時短でちゃちゃっと唐揚げ揚げたいときは、潔く唐揚げ粉を利用してサクサクの唐揚げを頂いちゃいましょう♪