居酒屋の定番メニューといえば、タコの唐揚げ!
プリップリの歯ごたえに、さくさくの衣。噛むたびに口の中に広がるタコのうま味。
ビールがぐいぐい進んでしまいますよね♪
家庭でも再現してみたい!と挑戦される方も多いのではないでしょうか?
しかし、タコの唐揚げは揚げ物の中でもトップクラスに難しいんですよね。
というのも、私も昔は爆発したり失敗の連続でした…。
- 揚げてる途中で衣が剥がれる
- とにかく油がはねる
- すごいときはタコ爆発
- べちゃべちゃになる
こんな失敗を幾度となく繰り返し、今では「タコの唐揚げ楽勝!」と言えるまでに。
今回は、タコの唐揚げが衣が剥がれる原因や、油はねる原因、さらに解決方法を紹介いたします。
さらにタコの唐揚げがべちゃべちゃになずカラッと揚がるコツも紹介いたしますので、最後までお付き合いくださいね!
目次
タコの唐揚げ爆発!衣が剥がれる原因は?
タコの唐揚げは、他の揚げ物(唐揚げ・フライ・天ぷら等)の感覚で揚げてしまうと失敗してしまう可能性が高くなります。
せっかくなら、美味しいタコを失敗なく美味しく頂きたいですよね!
まずは、衣が剥がれる原因を見てみましょう。
タコの水分
タコは水分量がとても多いので、生タコにそのまま衣をつけて揚げてしまうのはNG!
爆発の原因にもなり、しっかり衣を付けていても剥がれてしまいます。
さらに、タコの大きさが大きければ大きいほど衣が剥がれてしまうので、
なるべく一口サイズに切ることをオススメいたします。
菜箸などで何度も触る
これはどの揚げ物にも言えることですが、油に入れた後に何度もツンツンと菜箸で触るのはNG!
衣がまだ固まっていないうちに触ってしまうと、簡単にボロボロと剥がれてしまいます。
油に入れたらしばらくは我慢が大切。
衣の付き方がまばら
こちらもどの揚げ物にも言えることなのですが、衣がまばらでスカスカの状態はNG!
衣がまばらな状態だと、隙間からタコの水分が逃げ出してしまい衣が剥がれる原因となります。
さらに、油はねや爆発の原因にもなって危険なので、しっかり衣はつけましょう。
タコの唐揚げがべちゃべちゃにならずカラッと揚げるコツ!
コチラが揚げたての我が家のタコの唐揚げです♪
この章では、タコの唐揚げがべちゃべちゃにならず居酒屋さんのようにカラッと揚がるコツと、前章でお伝えした「タコの唐揚げ衣が剥がれる原因」に気を付けながら、実際にタコの唐揚げを作っていきましょう!
必要な材料
- タコ
- 塩
- 片栗粉
- *醤油
- *酒
- *にんにく(チューブ可)
- *しょうが(チューブ可)(*)は下味用。お好みで塩コショウもOK!
①タコの下処理をしてみよう!
今回、使用するのはこちらの冷凍タコ。常温で1~2時間ほど解凍します。
「長崎県産の地だこ(刺身用)」です。これは味に期待できますね♪
step
1タコを茹でる
沸騰させたお湯に塩を少々加え、タコをそのまま投入します。
タコは熱を加えれば加えるほど固くなるので、後ほど揚げるのであれば短めでOK。
step
2冷ましてしっかり水気を取る
立派な茹でタコができました!
鮮やかな薄赤色が食欲をそそりますね。
このまま醤油とマヨネーズで食べたいくらいです♪
しっかり冷ましたら、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
この地点では軽くで拭き取る程度でOK。
ここまでが下処理になります。
次は早速、下味を付けて揚げていきましょう。
②タコの下味をつけよう!
タコは一口サイズに切ります。
切っていくうちに中から水分が出てきますので、再度キッチンペーパーで水分を取りましょう。
お子様がいる場合は、もう少し小さく切ってくださいね。
タコの唐揚げの下味
- しょうが…小さじ2/1
- にんにく……小さじ2/1
- 酒…小さじ2
- 醤油…小さじ2
↑これは、我が家の分量なのでお好みで変えてくださいね。
調味料をしっかりなじませたら、15分ほど冷蔵庫で寝かせます。
タコを揚げる準備も、いよいよラストスパート!
このときに再度キッチンペーパーでタコの表面の水分を取りましょう。
写真のように、たっぷりの片栗粉にタコをまぶします。
薄付きの衣が好きな方は、片栗粉の量が少なくてOK。
ただし、片栗粉はタコ全体にまんべんなく付けてくださいね!
③タコを揚げよう!
180°に熱した油にタコを投入!
今回は、下茹でをしているので揚げ時間は1分にします。
このときに、菜箸で触るのはNG。
揚げ上がるのをひたすら見守ります。
ポイント
多めの油で揚げる
中火をキープ
一気にたくさんのタコを入れない
揚げすぎには注意(固くなってしまう)
完成したタコの唐揚げがコチラ!
衣も剥がれず、油はねも最小限におさえたタコの唐揚げが完成!
外はサクッと、中はジュワ~とタコの風味が口いっぱいに広がります。
しっかり下味も付けているので、ビールのおつまみだけじゃなく、ご飯のおかずにも合いますよ♪
タコの唐揚げ油はね防止策は?
タコの唐揚げの最大の悩みが油はねですよね。
私も長年、この課題に悩まされてきたのですが…やはり油の敵は水分なのです。
この水分を最低限に抑えることが、油はねの防止策となります。
油はねを防止するポイント
下処理をしっかり行う
水分をしっかり拭き取る
衣をしっかり付ける
タコの下処理方法は下茹でと塩もみの二つがありますが「どちらがいいの?」と思われる方もいると思います。
生タコを塩もみする下処理について
今回は、タコを下茹でする下処理方法を紹介いたしましたが、塩もみして水分を出す方法もあります。
個人的に塩もみ方法も試して見ましたが、油はねしないのはダントツで下茹での方でした。
- 生タコの新鮮さを味わいたい→塩もみ
- 油はねや衣の剥がれを防止したい→下茹で
好みや、タコの鮮度に合わせて下処理方法を変えるのもありかもしれません。
下茹でして、しっかり水分を拭き取っても…
それでもどうしても水分の多いタコのような食材に関しては、油はねは避けれませんよね(^^;)
実際に後片付けが大変ということで、揚げ物自体を作らないという方も多いみたいです。
↓↓↓そんな方にオススメしたいのがコレ↓↓↓
「Frywall(フライウォール)オイルスクリーン 究極の油はねガード」
鍋やフライパンに乗せるだけで360°油はねと汚れを防止してくれる優れもので、全米で大ヒットした商品なんです。
揚げ物以外でも炒め物や焼き物にも使えるため、油はねがなくなりコンロの掃除が楽になったとの口コミがたくさんです。
もうひとつ、手軽に油はねを予防するグッツがコレ▼
レンジフードの縁にS字フックで吊るしておくといつでも使えて便利です。
揚げ物をするのはいいけども、後片付けが面倒…という方にはどちらも有り難いアイテムですよ。
油はねしやすいタコの唐揚げも、下処理とちょっとした工夫があればとても簡単にできちゃいます!
タコの唐揚げをマスターしたら、どんな揚げ物でもすぐに覚えられるかも?
ぜひ自分の好みに合った、タコの唐揚げを作ってみてくださいね♪
まとめ
ビールとタコの唐揚げの相性の良さは最強!お酒好きのご主人や彼氏さんにいかがですか?
今回は、タコの唐揚げの衣が剥がれる原因と解決方法を紹介いたしました。
タコの爆発がトラウマで、タコの唐揚げは作りたくない!という方も多いと思いますが、
しっかりと下処理と水分の拭き取りを行えば、油はねるトラブルも最小限に抑えることが出来ます。
さらに、衣もしっかりくっついてサックサク!
タコの唐揚げが夕飯に出てきたら、お子様やご主人様、彼氏さんにもよろこばれるかも!
この記事が参考になって頂けたら嬉しいです♪ぜひ、試してみてくださいね!