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乾パンは体に悪いの?非常食に適してる理由や原材料についても解説!

乾パン体に悪い

 

非常食といえばで思い浮かべる食べ物の1つでもある乾パン!

最近なぜか「乾パン 体に悪い」で検索されることがあるようなんです。

学校で配られることもあるぐらいですし体に悪いようには思わないのですが…カロリーが高めなのでそう思う方もいるのかもしれませんね。

そこで今回は乾パンは本当に体に悪いのか?

乾パンの原材料や栄養価についてと合わせて非常食に適している理由をご紹介します。

 

 

乾パンは体に悪いって本当?

先ほどもご紹介した通り、「乾パン 体に悪い」とよく検索されているようなんですよね。

私は小学校の時に配られた記憶があるので、子どもにも優しい食品というイメージがあり体に悪いイメージはありません。

何故なのかな?と思って色々と調べてみると、カロリーが高めだからと噂されていることがわかりました。

確かに乾パンって炭水化物だし非常食用ということもあり、あえて高カロリーなのかもしれないし。

本当に高カロリーの食品なのでしょうか?

では早速、気になる原材料やカロリーなどの栄養価をみていきましょう!

 

乾パンの原材料は何?栄養価は?

ここでは原材料栄養価について詳しくご紹介していきましょう。

 

原材料

乾パンの原材料について1缶100gのものを参考にご紹介しますと…

  • 小麦粉
  • 砂糖
  • ショートニング
  • ごま
  • 食塩
  • ぶどう糖
  • イースト
  • 炭酸カルシウム
  • 氷砂糖

乾パン部分には氷砂糖以外のものが入っています。

全くと言って良いほど変わったものは入っていないですよね。

そうだね。そこらのパンと変わらないしシンプルな材料なのね!

ちなみに炭酸カルシウムはカルシウムの増強や食感改善のために入れられる食品添加物です。

自然界に多く存在する物質ですし、もちろん人体への影響はないとされています。

 

栄養価

それでは次に栄養価について見ていきましょう。

まず乾パンのカロリーは、乾パンと氷砂糖あわせて1缶100gあたり410kcalです。

なんと乾パン1粒約10kcalなのでカロリーの計算がとっても簡単なんです。

子どもやお年寄りなど食べる量を調整したい人などにとっても便利ですよね。

カロリーもビックリするほど高くないよね。

栄養面も詳しくご紹介しますね。

 

エネルギー補給のための炭水化物

災害時は効率よくエネルギーを補給する必要があります。

そこで体に糖分やエネルギーを補給するのに適している炭水化物が主に乾パンには入っています。

炭水化物はよくダイエットのために食べないという方も多いものですが、体や脳を動かすためのエネルギーのもととなるものです。

災害時は体力を奪われてしまうため糖やエネルギーが絶対に欠かせません。

ですので主に炭水化物が多く含まれているんですね。

 

不足しがちなカルシウム

乾パンには日本人が不足しがちだと言われているカルシウムが入っています。

その量なんと牛乳(200ml)約2本分相当!

牛乳離れが叫ばれている中、コップ一杯も飲まない方も多いと思いますし、災害にあってしまったときカルシウムの摂取って難しいですもんね。

乾パンでこんなにカルシウムがとれるというのは嬉しいです。

そのほかにもビタミンやミネラル、たんぱく質も多く含み非常に栄養価の高い食品だとわかりました。

原材料・栄養価共に全く体に悪そうなところはありませんね。

むしろ体に嬉しいものがたくさん入っています。

しかも、消化吸収に優れた作りになっているので体調を崩しがちな災害時の体に優しくなっていますよ!

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乾パンに氷砂糖が入っているのはなぜ?

さて、乾パンといえば氷砂糖が入っていますよね。

糖分の補給のためだと思っている方が大半だと思いますが、実はそれだけでは無いんです!

実はほかにも理由があります。

もう一つの理由、それは「水の不足している状態でも食べやすくするため」です。

氷砂糖を舐めながら乾パンを食べると口の中の唾液の分泌が促されるので、水なしでも食べやすくなるんです。

災害時を意識して氷砂糖が入っているんですね。

1度この話を聞いて氷砂糖を舐めながら乾パンを食べてみたのですが、確かに口の渇きは軽減されました。

そして、素朴な味の乾パンに甘みが加わって美味しく食べられましたよ!

皆さんもローリングストックで食料の入れ替えをする際など一度試して見てください。

 

乾パンが非常食に適してる理由

乾パンが非常食に適している理由はズバリ!

「そのまま食べられて保存がきき、軽くて持ち運びやすい食べ物」だからではないでしょうか?

災害時は火を使うことはできないのでそのまま食べられるものが重宝されます。

でも重かったり腐りやすかったら意味がないですよね。

その点乾パンはそのまま食べられて軽くて日持ちがいいので非常食に必要な条件が揃っています。

そして味が素朴に作られているのでずっと食べていても飽きないように作られています。

状況によっては毎日同じものを食べなければならない可能性がありますよね?

そんな時でも飽きがこないように考えられて薄めの味付けがされているんです。

効率よく栄養がとれて持ち運びに便利な乾パンは、とっても非常時に適しているということがわかりましたね。

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まとめ

今回は乾パンは本当に体に悪いのか?

についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

むしろ栄養価も高く消化吸収も早いので体にいい食べ物ということがわかりましたね。

しかもカルシウムがたくさん摂取できるなんて驚きですよね!

非常食としてのポテンシャルも高いので、これから防災バックを用意しようと考えている方は乾パンもぜひ入れてみてください。

 

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