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栗きんとんの関東と関西の違いは?おせちに入っている理由とは?

栗きんとんの関東と関西の違いは?

 

栗と言えば、栗きんとんを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

 

この栗きんとんは関東と関西で違いがある!と話題になっています。

調べてみると、栗きんとんは関東と関西で全く違うものでした。

 

また栗きんとんといえばおせち料理に入っているイメージですが、この理由も気になります。

 

そこで今回は、

  • 栗きんとんの関東と関西の違いは?
  • おせちに入っている理由とは?

について、お伝えします。

 

 

栗きんとん関東では?

栗きんとん関東では

栗きんとんは、関東と関西で違いがあります。

その違いは何なのでしょうか。

 

関東で栗きんとんと呼ばれているのは、

▲こちらです。

 

ペースト状にしたさつまいもに栗の甘露煮やはちみつなどを加えて作ります。

ねっとりとした甘さがあり、おせち料理の定番でもありますよね。

 

これが栗きんとんだと思っている人もいますよね。

では、関西の栗きんとんはどのような栗きんとんのことを言うのでしょうか。

 

次に紹介していきますね。

 

栗きんとん関西では?

栗きんとん関西では

ペースト状のさつまいもに栗の甘露煮を加えたものが栗きんとんだと思っている人もいますが、関西の栗きんとんはどのようなものなのでしょうか。

 

関西で栗きんとんと呼ばれているのは、

▲こちらです。

 

ペースト状にした栗に砂糖を混ぜ、茶巾絞りにしたものです。

関西の栗きんとんは、栗と砂糖だけで作るんですね。

 

関東の栗きんとんよりも、あっさりとした味になっています。

 

食べたことあるけど、これが栗きんとんと呼ばれていたんだ…

 

栗きんとんと呼んでいるものなのに、関東と関西でこれだけ違うのですね。

どちらも美味しいですけどね~。

 

関東の栗きんとんはおせちのイメージですが、関西の栗きんとんはおやつ感覚で食べれそうですね。

 

メモ

中部地方に位置する名古屋の百貨店のお菓子売り場では、栗きんとんの売れ行きが他の地域に比べて驚異的なのだそうです。

秋になると、栗きんとんばかりだとか…

名店も多いようですよ。

 

名古屋には他にもいろいろな名物がありますが、栗きんとんも人気だったんですね

 

以上、栗きんとんの関東と関西の違いを見てきました。

 

関西の栗きんとんはおやつ感覚ですが、関東の栗きんとんはおせち料理に入っていますよね。

おせち料理に入っているものにはいろいろ理由がありますが、栗きんとんが入っている理由も気になります。

 

そこで調べてみました。

 

栗きんとんがおせちに入っている理由は?

栗きんとんがおせちに入っている理由は

黄色い栗きんとんがおせち料理に入っていると、色どりも綺麗ですよね。

他にもおせち料理に栗きんとんが入っている理由はあるのでしょうか。

 

関東の栗きんとんは、漢字で「栗金団」と書きます。

「金団」は「金の団子」「金の布団」といった意味があり、転じて「金塊」や「小判」に例えられます。

そのため商売繁盛や金運をもたらすものとしてお正月のおせち料理の定番となりました。

 

栗きんとんは、豊かな年を願う料理なのですね

 

ちなみにおせち料理の「祝い肴三種」も関東と関西で違います。

  • 関東……黒豆・数の子・田作り
  • 関西……黒豆・数の子・たたきごぼう

なのだそうです。

 

どちらも、マメに健康に・子孫繁栄・五穀豊穣を願うものですが、地域によって違うのですね。

 

まとめ

今回は、

  • 栗きんとんの関東と関西の違いは?
  • おせちに入っている理由とは?

について、お伝えしてきました。

 

栗きんとんは関東と関西で違います。

  • 関東は、ペースト状にしたさつまいもに栗の甘露煮やはちみつなどを加えたもの。
  • 関西は、ペースト状にした栗に砂糖を混ぜ、茶巾絞りにしたもの。

栗きんとんがおせち料理に入っている理由は、豊かな1年をお願いするという意味です。

 

皆さんが最初に思いつく栗きんとんはどちらでしたか?

全く違う栗きんとんですが、どちらも美味しいですね。

 

関西の栗きんとんは名店もたくさんありますので、食べ比べも楽しいでしょうね。

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