唐揚げや天ぷらなど、揚げ物をするときはどんな鍋使っていますか?
たまにしか揚げ物をしない我が家では、揚げ物専用の鍋を持っていません。
普段使っている鍋で代用できないものかと、調理器具を見渡すとテフロン加工されたのもばかリ...
テフロン加工された鍋で揚げ物してよかったっけ???
揚げ物の温度は高熱のためコーティングが溶けてしまい体にとって危険って噂があったような…
でもたまにしかしない揚げ物のためにわざわざ専用鍋かうのもなぁ、、と。
そこで今回はテフロン加工された鍋で揚げ物をすると危険なのか、体に害があるのかを調べてまとめてみましたので参考にしてみて下さいね。
目次
テフロン加工で揚げ物は危険なの?
揚げ物専用の鍋を持っていない方はけっこういるみたいですね。
やはり「わざわざ買うほど揚げ物しないし…」という理由が大半のようです。
料理する上で焦げ付きや使用する油の量を減らすために、テフロン加工された鍋がメインとなっているご家庭の方が多いのではないでしょうか?
有名どころで言えば”ティファール”とか。
ティファールで揚げ物できたら、揚げ物専用鍋を買わなくて済むから助かるんだけど「テフロン加工された鍋で揚げ物は危険!」という噂やイメージがあるんですよね。
実際、多くの方がテフロン加工された鍋で揚げ物していいのか不安に思っているようです。
普通のテフロン加工された鍋で揚げ物はしてもいいのでしょうか?
無理なら、中華鍋のような鉄鍋を買おうと考えていますが、一人暮らしなのであまり調理器具を増やしたくありません。
テフロン加工の鍋で揚げ物を揚げても大丈夫でしょうか?
テフロン加工が変質したりしないか 心配です。
テフロン加工がはげてきた鍋を揚げ物専用に使っているのですが、炒め物とかには大丈夫でも、揚げ物の油にエフロンって溶け出したりしないですか?
このように揚げ物するのにテフロン加工された鍋を使うと、テフロン加工が溶けたり、剝がれたりして体に害を及ぼすのではないかと思っている方がいるんですね。
この不確実な疑問を解決すべく、本当にテフロン加工の鍋で揚げ物をすると危険なのかを調べてみました。
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テフロン加工の鍋で揚げ物はできる?
いろいろ調べたところ、テフロン加工された鍋でも理論的には揚げ物できます!
ただし、ちゃんと説明書を読むと”揚げ物NG”となっているテフロン加工の鍋がほとんどです。
大方の理由は「鍋が劣化しやすくなる」です。
一般的にはテフロン加工された調理器具は、高温調理の頻度が多ければ多いほど劣化が早まりますのでおすすめできないのです。
また、ちまたではテフロン加工の調理器具で揚げ物をすると、加工のがはがれて溶け出し人体に悪影響を及ぼすだとか!?
と、ちょっと怖い噂があります。
そこについてもリサーチしてみました!
ということで…
揚げ物といえば大事なことが温度管理です。
これはおいしくカラッと揚げるために、揚げるものによって温度をしっかり管理することがおいしさの秘訣となります。
そして適切な温度で揚げ物をすることは、安全性にもつながります。
というのもテフロン加工された鍋で揚げ物をすると危険といわれる理由は温度と関係があるようです。
テフロン加工に関する正しい知識と共に、安全に揚げ物をする注意点をまとめましたので最後までチェックしてみて下さいね。
後半ではメーカーが「揚げ物OKですよ」とうたっているテフロン加工の鍋も紹介します。
テフロン加工の鍋で揚げ物が危険と思われる理由
まず、テフロン加工の鍋で揚げ物すると加工がはがれて溶け出し、それが体にとって有害なのでは?というところから不安に思う人が多かったですね。
それでは、テフロン加工はどれくらいの温度になると問題があるといわれているのかみてみます。
テフロン加工と温度の関係
テフロン加工はマイナス100℃~260℃と広い温度範囲にわたって長時間の使用に耐えることができます。
表面温度が260℃を超えはじめると劣化し始め、390℃あたりからは分解が始まるといわれています。
以上からして、揚げ物を含む通常の調理をしている範囲ではテフロン加工が融解したり、分解したりすることななく有害なガスが発生することはありません。
高熱によりテフロンの融解や分解が起きてしまう、という部分だけが先行してしまい「テフロン加工の鍋での揚げ物は危険!」というイメージができてしまったのかもしれませんね。
もう一度念を押しますが、適正な温度の中で使用する分には問題はない、ということです。
揚げ物とは別の話にはなりますが、強火で空焚きするとあっという間に400℃近くになります。
そうなると、分解がはじまり有毒なガスが出る可能性がありますので注意が必要ですが、現在のガスコンロやIHでは温度管理システムがあり、高温を察知すると自動的にオフとなるのでその心配も不要でしょう。
揚げ物の温度管理
参考までに天ぷら油火災の動画を見てみて下さい。
揚げ物専用鍋を使っていても、約360℃で発火してしまいます。
その前の270℃当たりでは白い煙がもくもくと出ますので、その時点でもう危険!
テフロン加工の融解や分解がはじまる以前の温度で、火災が発生してしまいますのでそちらの方がよっぽど危険ですよね。
結局、揚げ物はどんな鍋を使おうが温度管理が大事!ってことなんです。
鍋がテフロン加工であろうがなかろうが関係ないってことですね。
そして、揚げ物の際は火元から離れないことも大切です。
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揚げ物でも安心!おすすめのテフロン加工の鍋
キッチンが狭いからできるだけ調理器具を増やしたくない、揚げ物は滅多にしないから専用の鍋を買いたくない。。。
そんな方におすすめなのが色んな料理に使えるマルチパンです。
基本的にはフライパンと同様の使い方ですが、深さがあるのが特徴です。
それゆえ揚げ物から煮る・炒める・茹でるなどなどいろんな調理に使用することができ、とっても便利。
大小それぞれのサイズを揃えていれば、他に調理鍋やフライパンはいらないかも!?
【ティファール】マルチパン
丸みを帯びた形状でレードル(すくう)やターナー(フライ返し)などが使いやすく、大きさの異なる2つの注ぎ口でがあるため調理から盛り付けまでがとってもスムーズです。
ティファールに関してはティファール公式サイトQ&Aで「揚げ物に使用可」ときちんと記載されているので安心です。
サイズは26㎝と22㎝の2種で、色はルビー(赤系)とカフェモカ(茶系)の2種です。
HI、ガス共に使用できます。
【remy】レミパンプラス
「これさえあれば、何でもつくれる!」
これがうたい文句の”レミパン”の進化版が万能マルチパンの「レミパンプラス」です。
レミパンはぶっ飛んだ料理家で有名な平野レミさん監修で大ヒットしましたね。
さらにパワーアップした「レミパンプラス」もティファールのマルチパン同様、1台で揚げ物から焼く・茹でるなど6役をこなします。
自立するフタ付きでなので、合うサイズのフタを別途購入する必要もなく、セットでターナーやお玉を買えばマルチパンの柄の部分にピタッと磁石で引っ付く構造になっているので一時的に置くことも可能です。
サイズは24㎝のワンサイズで、色はホワイト、レッド、ネイビーです。
IH、ガス共に使用できます。
\もしも!の時にあると安心♪/
ちょっと目を離したすきに、油が高温に!
もし発火してしまっても慌てないよう、揚げ物ずるなら消化用具を持っておくと安心です。
まとめ
テフロン加工の鍋で揚げ物は危険なのか、調べてみたところ基本的には適正温度で使用すらば問題ないことがわかりました。
ただし、メーカーによっては揚げ物をしないよう取り扱い説明書に記載されている場合があるので、チェックしてみて下さい。
使用すると体に有害ということではないのでしょうが、鍋自体の劣化を防ぐための注意書きと思われます。
そのような鍋の使用は自己判断となりますが、やっぱり気になるようであれば先程おすすめした商品はメーカーが”揚げ物OK”としているので安心です。
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