寒い時期が旬のカリフラワーはクリームシチューに入れたりと今大活躍ですよね。
そんなカリフラワーはとても淡白な味の野菜ですのでアレンジしやすいのが特徴です。
ですが、たまに苦いと感じることもありませんか?
苦いイメージがない野菜が苦いと食べても大丈夫かな?と心配になりますよね。
そこでこの記事ではカリフラワーが苦く感じる原因と苦い時は食べても大丈夫なのかについてご紹介していきます。
カリフラワーが苦い!食べても大丈夫?
普段淡白な味のカリフラワーが苦いと食べても大丈夫なのか不安になります。
ですが、結論から言うとカリフラワーが苦くても食べるのは問題ありません。
特に体に害はないんです。
ただ元々カリフラワーは生で食べても大丈夫なほど味に癖がなく、ほんのり甘味を感じる野菜ですのでどうして苦く感じることがあるのかは気になりますよね。
ここからはその苦味の原因について紹介します。
苦味の原因
カリフラワーの苦味の原因ですが、まず1つ目に上げられる理由はカリフラワーがアブラナ科の野菜だということです。
アブラナ科の野菜は苦味やえぐみが元々ありますのでその苦味が苦手な方は苦く感じてしまうようです。
またカリフラワーは冬の時期の野菜なのですが、寒い時期の野菜は一般にえぐみを持つものが多くそれも理由の一つとなります。
ですが、1番大きな理由は化学肥料です。
大きくて見栄えのいい野菜を育てるには化学肥料は欠かせません。
特に天候が悪くて育ちが悪いと化学肥料の量が多く使われます。
そうすると化学肥料、特に窒素をたくさん与えたカリフラワーは苦く育ってしまうんです。
スーパーなどで買う時は大きなカリフラワーを選んでしまいがちですが、旬でない場合や天候不良が続いている場合に大きなカリフラワーが売られていたら苦い可能性があります。
気をつけて選ぶと苦いものに当たる確率が下がりますよ。
カリフラワーの選び方
苦味の出る理由をお伝えしたところで、ここからは苦味のあるカリフラワーを選んでしまわないために気をつける点を紹介します。
野菜は旬が1番!
やはりどの野菜も旬の時期に買うのが1番です。
例に漏れずカリフラワーも旬の時に買うと癖のない食べやすいものを手に入れることができます。
カリフラワーの旬は11月〜3月の冬の期間
この旬の時期のカリフラワーはとっても食べやすく生で食べても苦味やえぐみが気になりませんので是非旬の時期に買ってみてください。
3つのポイントを抑えて選ぶ
美味しいカリフラワーを選ぶためのポイントを3つご紹介します。
- 上の部分が詰まっていてずっしり重みを感じられるもの。
- 黄色がかっている部分がなく、全体的に綺麗な白色のもの。
- 茎の部分か乾いておらずみずみずしく感じられるもの。
これらのポイントのように、新鮮そうで中身の詰まっていそうなカリフラワーは美味しい確率が高いです。
このポイントを抑えて美味しいカリフラワーを選んでくださいね!
先程もちょっと触れましたが、カリフラワーは生でも食べれるのでポイントをおさえて生でも食べてみて下さいね。
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カリフラワーの苦みを抑えるコツ
頑張って選んでも買ってみたら苦かったという時もあると思います。
苦いカリフラワーを選んでしまった時に苦味を抑えるコツはズバリ茹でることです。
1番いい方法は丸ごと茹でること。
丸ごと茹でることでうまみを閉じ込めて、苦味だけを出してくれますよ。
カリフラワーの苦味は水溶性なのでたっぷりのお湯で茹でるとやわらぐんです。
またプラスして茹でる時に水の量の2%の塩を入れて茹でるとより一層苦味を抑えることができます。
塩を入れて茹でると甘みが引き立ちますし、一石二鳥!
しっかり茹でられたか確かめる方法はカリフラワーの茎の部分に透明感が出てきたら合図です。
茹で上がりのタイミングも見極めると美味しく茹で上げられますよ!
また茹でた後冷ます時に冷水で冷まさずそのまま自然に冷ますと苦味が出にくいので、冷ます時もひと工夫してみてください。
まとめ
苦味のあるカリフラワーを買ってしまうと食べても大丈夫なのか、傷んでしまっているのではないかと考えてしまいますよね。
ですが、化学肥料の使いすぎや野菜の特性で苦味が出てしまうことがあるので安心してください。
苦いカリフラワーを選んでしまったときはしっかり正しく下茹でをして美味しく食べてくださいね。